学校へ進学すると、リモート学習も始まって光回線を用意しなければならないと急な入用も多くなります。
光回線などのネット回線は毎月費用が発生するため、最初に選ぶ回線を間違えてしまうと通信費が多くなって損をしてしまいます。
一番最初に光回線を選ぶときにどれを選んで良いのか種類や月額料金なども紹介しています。
最後まで読むと、使っているスマホと相性ピッタリの光回線も選ぶことができますよ。
急なネット回線選びでも初めが大切!通信費に影響します。種類と選び方を解説します。
と急に学校側から言われてしまったということもあるかもしれません。
小中学校から支給推奨されるリモート学習での端末は、
- Windows
- Chromebook
- iPad
この3つです。
有線接続もできますがWi-Fiで無線で繋ぐことの方がスタンダードですね。
ただし、光回線などで間違って選んでしまうと動画が正常に動かなかったり、通信制限が掛かってしまうということもあります。
- ネット回線にはどのような種類があるの?
- どの回線が一番選びやすい?
- 工事などは必要?
など、初めてでも解りやすいように説明します。
ネット回線にはどのような種類があるのかを特徴を解説。
ネット回線には、
- 固定回線
- Air ターミナル
- ポケットWi-Fi
と大きく分けて3種類があります。
特徴としては、
有線接続にも、無線でのWi-Fi接続にも対応することが可能です。
工事で時間がかかるのがデメリットですね。
こちらは、基本はWi-Fi接続で無線接続が基本設計となっているため、機器によっては有線接続を行うことも可能です。
工事の必要がないため、緊急時にも適しています。
こちらは通信制限が掛かってしまうことが一番の難点ですね。
また、通信速度も他と比較すると若干劣ってしまいます。動画などを沢山見る場合には制限が掛かったり再生に不具合が出てしまう可能性もあることは理解して置きましょう。
それでもUQWiMAXなど新プランで通信制限がほとんどないものもあります。
もちろん工事の必要もないため緊急時にも適していますよ。
固定回線 | Air ターミナル | ポケットWi-Fi | |
通信速度 | ◎ | ○ | ○ |
通信制限 | ◎ | ◎ | △ |
安定性 | ◎ | ○ | △ |
持ち運び:緊急時 | ☓ | △ | ◎ |
選び方は、スマホキャリアと同じ端末を用意することが一番です。
セット割なども用意されておりますよ。
8日以内なら無料で返却も可能なんですよ。
このあたりはよく確認をしてから契約をしましょう。
光回線などの通信環境では、IPV6対応の回線を選ぶと、更に通信が安定します。
通信規格には、IPV4とIPV6があります。
IPV4とIPV6がどういうものかというと、
これは何かというと、一般的に使用している光ケーブルの種類と考えると良いですね。
通常は、IPV4の光ケーブルを各社が使います。みんなが回線を使う時間帯になると、光ケーブルというえども回線が混雑します。
混雑したときに、IPV6の回線に自動切り替えを行ってくれる回線だち混雑を回避して通信速度が落ちることを防いでくれます。自動車だと道路のバイパスみたいなものですね。
IPV6を更に詳しく知りたいかたや、確認と対応方法はこちらで紹介しています。
通信速度の遅延、IPV6への対応は済んでますか?IPV4との違いも解説
固定回線の選び方
固定回線の選び方は、スマホキャリアに合わせる形で問題ありません。
注意する点としては、年数縛りがあることですね。
年数縛りとは、2年契約などの複数年契約を行うことです。
スマホは年数縛りが出来ないように総務省から取り決めが発表されましたが、固定回線では年数縛りの取り決めが現在ではありません。
固定回線で年数縛りがある理由は、工事費にあります。
簡単に説明すると、工事費を年数で割って料金を上乗せしているんですね。
これは、Air ターミナルやポケットWi-Fiも同じです。
すべて年数縛りがある契約も多いので注意が必要です。
各キャリア別の固定回線(1Gbps)の料金と参考までに2年以内での解約金は、
Docomo光 | ソフトバンク光 | au光 | |
戸建て月額 | 5,720円(税込) | 5,720円(税込) | 6,160円(税込) |
マンション月額 | 4,400円(税込) | 4,180円(税込) | 4,455円(税込) |
2年以内戸建て解約金 | 14,300円(税込) | 10,450円(税込) | 10,450円(税込) |
2年以内マンション解約金 | 8,800円(税込) | 7,700円(税込) | |
セット割 | 1,100円(税込) | 1,100円(税込) | 1,100円(税込) |
キャンペーンもチェック | 【公式HP】 | 【公式HP】 | 【公式HP】 |
となっております。
通信速度も1Gbpsであれば申し分はないですね。
プランによっては、通信速度をもう少し落としたプランも用意されておりますが、固定回線で動画などを沢山見るのであれば、家族で使用しても安定感が高い1Gbpsが今後のことを考えても良いと思いますよ。
キャッシュバックのキャンペーンも多く行われておりますが、実際の受取は4割程度です。
金額も高くなるため、キャッシュバックの受取は確実に行いましょう。
Air ターミナルの選び方
最近は、SoftBank Air(ソフトバンクエアー)の様にターミナルを設置すると言う方法も多くなっております。ターミナルの設置によるメリットは、コンセントを繋ぐだけで簡単に工事なしで接続が可能と言う事ですね。
ターミナルで回線を用紙する場合にも、固定回線同様にスマホキャリアで選ぶことがオススメです。セット割も用意されておりますよ。
Docomo Home5G | ソフトバンク Air | au スマートポート | |
月額 | 4,950円(税込) | 5,368円(税込) | 4,721円(税込) |
通信容量制限 | 無制限※ | 無制限 | 月間30GB |
※直近3日間で通信量の多い場合は制限される場合あり。
注意点としては、固定回線同様に
- 年数縛り
- 解約金
が発生するものをあります。
転勤などで移動しても、持ち運びには便利なので単身赴任には良いかもしれませんよ。
ポケットWI–FIの選び方
ポケットWI-Fiのメリットは、どの様な環境でも即座に使用できるのがメリットにはなりますが、接続の不安定さによって通信速度に弊害が出ると繋がりにくくなります。
ここは注意して下さい。部屋にWI-FIを設置すると言う案もありますが、結局外に持ち出せないと、通信量が増えてしまいますので、ここも要注意です。職場にWI-FI設備が整っている会社であれば良いと思いますが、個人的には一番損をすると感じております。
ポケットWi-Fiは固定回線の申し込みを行うと、無料で貸し出しサービスということもあります。
格安スマホもあるため、需要としては少ないですね。
まとめ
現在ではインターネットの需要も高く、小中学校でもリモート学習のためにWi-Fi環境などの通信環境を整えて下さいと言われる位に普及しています。
通信環境には
- 固定回線
- Air ターミナル
- ポケットWi-Fi
と大きく3つの種類に区別することができます。
固定回線のメリットは通信環境が安定しています。
デメリットとしては、持ち運びが出来ない点ですね。
Airターミナルは、通信は固定回線ほどではありませんが安定しております。
単身赴任など、移動しても住所変更でそのまま使える点もいいですね。
ポケットWi-Fiのメリットは、持ち運びができる点です。
デメリットは、通信環境が安定しないことと通信制限を受ける可能性もあります。
動画やオンラインゲームを行う場合にも固定回線がいいですね。
どこの回線を選ぶかは、スマホとのセット割を利用して、キャリアに合わせる形でいいでしょう。
格安スマホを利用しているかたには
Ymobileは、ソフトバンク光でセット割が550円となります。
楽天モバイルは楽天ひかりがありますね。
キャリアに合わせる形で、通信費は節約出来ますよ。